CaïssaとScheherazadeの相性について

今出ているSpinサイクル(Opening Moves、Second Thoughts、Mala Tempora)でのCaïssa(チェス系のプログラムについているサブタイプ)、Pawn、Rook、Bishop、Knightの4種類についてです。
今後、Queen、Kingと出るかもしれませんが、それは出たときに追記しておきます。
それぞれのカードについては、一つ一つ記述していくと長くなるので、ここで確認してください*1


Scheherazadeの効果は、プログラムでもいくつでもホストできて、ホストすると1クレジットもらえる、というものです。
一見すると、Caïssaと相性がよさそうに見えるのですが実はそうではなく、Poawnと相性がいいのですが、RookとBishop、Knightとは相性が悪いです。
では、なぜ、Pawn以外と相性が悪いのでしょうか?
Pawn以外のCaïssaはホストされているときに、ICEの上にないと移動できないからです。
これはちゃんとカード効果を読めばわかると思います。
ようは、自身がホストされているとき場合に移動先のICEの条件があるのですが、それが今ホスト元のICEに依存した条件になっています。
そのため、Pawn以外のCaïssaScheherazade上にホストされると、ホスト元はプログラムなため、移動先を満たす条件のICEがないということになってしまいます。
Pawnはそのような制約がありませんので、Scheherazadeにホストしてから、移動することができます。


個人的には、え、それちゃんと意図してデザインされたものなの?と疑問に思ってしまうものではありますが、デザイナーのLukasの回答はそうらしいのでしょうがないところです。
そうなると、Scheherazadeがとたんに使いにくいカードになっており、シナジーの高いカードがPawnぐらいしか今のところないというのが、なんとも残念なところではあります。

*1:日本語訳のほうはいつものところにあります